Winter's Tale

札幌のビアギークなら誰もが知っている、ビールとモルトウイスキーを専門とした隠れ家的バー「Maltheads（モルトヘッズ）」。店主はビールとウイスキーに関する膨大な知識をもった坂巻紀久雄さん（札幌の夏を彩るビアフェス、サッポロクラフトビアフォレストのMCとしても知られています）。市内中心部を東西に走る狸小路商店街のアーケードが途切れた先、狸小路8丁目のビル地下に店を構えており、2023年6月に10周年を迎えました。そこで現在、年間を通じて道内複数ブルワリーとのコラボ醸造プロジェクトを展開中です。

Streetlightが坂巻さんと取り組んだのは、モルトヘッズの店名のとおり、モルトの風味を存分に楽しむことができる「ヴィエナラガー」。オーストリア・ウィーン生まれのビアスタイルで、強めの赤みが特徴でもありますが、今回は少し明るいトーンで現代的な仕上がりをめざしました。この季節、少し照明を落とした暖かな室内（まるでモルトヘッズのような！）でゆっくりと味わうのにぴったりなビールといえるでしょう。

さて、お酒と同様、クラシックから洋邦ロックまで音楽にも造詣が深い坂巻さん。なかでもダントツで好きだという田島貴男（ORIGINAL LOVE）が、1992年に高野寛とのタッグでリリースした「Winter's Tale」というシングル曲があります。坂巻さんたっての希望により、今回の商品名は、その曲名をそのままいただきました。某大手メーカー冬季限定ビールのCMソングにもなっていた曲で、そのビールもウインナー（ヴィエナ）モルトを使っていることで知られているのですが、坂巻さん、大丈夫ですよね？笑

そして、同曲のジャケ写をモチーフにラベルイラストを描いてくれたのは、モルトヘッズから西へ1ブロック、狸小路9丁目でベトナム風ビール屋台「BIA HOI カタコト」を営むイッチーさん（ビアフォレストのアートワークでも知られています）。ローカルなタッグでお送りする、札幌の冬の物語、お楽しみください！

Style：Vienna Lager
ABV：5.0%
原材料名：大麦麦芽（外国製造）、ホップ

リリース：2023年12月