Streetlight Brewing
狂 KURUY
狂 KURUY
Streetlightの誕生について、札幌の姉妹都市でもあるポートランド市(米国オレゴン州)のビール文化に触発されている部分が大きいことは、これまで何度かお伝えしてきました。ではなぜ、“ビール天国”と呼ばれるほどにポートランドのビール文化は育まれてきたのか。これもどこかで書いた気がしますが、あらためてその一説を。
ポートランドの春〜秋は西海岸らしい晴天の日が多い一方、冬は雨季のため人々は室内に閉じこもりがちに。そこでインドアでも楽しめるアクティビティとしてホームブルーイングが盛んになり、各自がビールを持ち寄って杯を酌み交わしながらスキルを高めあうなか、ビジネスとしてブルワリーを立ち上げる人が次々に出てきたというお話。これを聞いたとき、雪に閉ざされてダウナーな気分になりがちな札幌の冬も、ビールの力で少しでも明るくできるのでは!と感じたものです。
その思いを少し具体的なかたちにしてみようと、昨年11月から「Winter Beer Club」を発足。メンバーを募り、ビールを飲みながらワイワイと工場見学や醸造セミナーを行ない、最終的にはメンバーで方向性を検討したレシピのオリジナルビールをつくっちゃおう!というプロジェクトです。レシピミーティングは1月某日に実施。アルコール分、色、ホップなど6項目について議論を進め、狂人たちがたどり着いたのはハイアルヘイジー。これまで2年間、Streetlightスタッフだけでここを攻めようとすることはなかったので、おもしろい着地点になったかと。
メインで使用しているホップは、これもいくつかの候補からビール狂いたちが選んだニュージーランド産Motueka(モトゥエカ)。トロピカルフルーツや柑橘のさわやかなアロマに誘われ、うっかりと狂気の世界へ踏み込んでしまいましょう。季節はめぐり、Winter Beer Clubは3月末で解散。少しずつ冬は遠ざかっていきますが、このプリズム(ビール)を通じていつでもWBCの狂宴にご出席を!
品目:ビール
ABV:9.5%
原材料名:大麦麦芽(アメリカ製造、 ドイツ製造)、オーツ麦、小麦麦芽、 糖類、ホップ、小麦
リリース:2025年3月
賞味期限:2025年9月
